予定日まであと数日!

少し日焼けした夫も、帰国。

私の実家に泊まることになりました。

予定日当日、昼過ぎに検診を受けて帰宅。

大分下がってきてはいるけど…子宮口はまだ1㎝しか開いていないという状態でした。

しかし先生の内診グリグリのおかげか、夕方には陣痛と思われる腹痛が!

「来たかも…!」

そこからなんと12時間…

子宮口がなかなか開かず痛みに悶絶

それでも朝には待望の娘、

爆誕!

 人生で一番うれしかった日です!

陣痛中はウロウロおろおろで全く役に立たなかった夫ですが、

ちゃんと立ち会ってくれて、産まれた時には涙ぐんで

「頑張ったね!ありがとう!」

と血が苦手なのに、頑張ってへその緒を切ってくれました。

その後…

義両親による名付けへの余計な口出しとか(これは後日『やっちまった義両親』で書きますね)

なんやかんやありましたが…

割愛!

無事退院。

母乳が上手く出ず、混合となりましたが、実家で

上げ全据え膳の生活です。

これで文句を言ったらばちが当たります(笑)。

産まれたての我が子のことで私の脳内メモリはいっぱいなので

この時の夫の様子はあまり覚えていません♡

とにかく喜んでくれたこと、これからもっと仕事がんばるよ

と、娘をずっと抱っこして写真を撮りまくっていたことは覚えています。

そして夫は現地に帰っていきました。

もちろんテレビ電話は毎日のようにしていました。

しかし夜泣きや授乳時間とかぶったりすることも。

こうして電話の頻度も毎日から一日おき、二日おきと減っていきました。

写真や動画は毎日送っていましたが…。この写真ものちに義母によってありえない事に使われているわけですが、それはまた後日『やっちまった義家族』にて…。

「かわいいなあ♡目元は俺に似てるかな?でも母さんっぽいかな♡」
(やめてください♡)

ある日の電話で、夫は珍しくかなり呑んでいたのか、ご機嫌でこう言いました。

「チケット取っといたよ!」

…What's?!

「え…ごめん話が見えない…何のチケット?」

「飛行機に決まってるじゃん!再来月の〇日ね!」

おいおいマジかよ

この時点で娘は四か月。混合ではありますが、まだ母乳も与えています。

生後半年の赤ちゃんを連れて飛行機に乗れと?!

気でも狂ったか夫?!

「え…ごめんどういう事かな?生後半年の娘を連れて飛行機は普通に無理でしょ」

すると夫は全く悪びれる様子もなく、こう言い放ちました。

「だって俺もさみしいんだよ!」

心の中で『知るかー!』と私のダークサイドが暴れだしそうになっていましたが、なんとかこらえていると、夫はさらに甘えた声で続けます。

「こっちの景色もあいかに見せてやりたいしさ♡」

そして驚くべき発言が飛び出すのです…。